【現役医師が語る】人生最後のカゼ対策!手洗い”ではない”予防法3選

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ヒャクヤセ

ヒャクヤセ

現役でバリバリ働いている医師。医師になっても人生の苦しみは取れなかった。なぜ人生の苦しみから逃れられないのか向き合いだした自分なりの答えを発信します。

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ごほごほ咳が出る。きっとこれは風邪だ。なんなく体調の調子が悪く、鼻詰まりのせいか頭がぼーっとする。やる気が出ない・・やるべきことができない・・・さらに休めない。風邪を引かなければよかったのにと後悔だけがどんどん積み上がっていく。

かつて私は、毎週のようにカゼをひいていました。

特に季節の変わり目や疲れが溜まった時には、体調を崩すことが多く、健康維持に苦労していました。手洗いやうがいといった基本的な対策はしっかりと行っていたものの、それでもカゼを完全に防ぐことはできなかったのです。

しかし、試行錯誤の末、ある習慣を身につけたことで、私はほとんどカゼをひかなくなりました

人生最後の風邪対策 3選

今回の記事では、私が実践している「手洗いだけでは防げないカゼ対策」を3つご紹介します。

①ウィルスを「入れない」
②もしウィルスが入ってしまったら「出す」
③そして体内に侵入したウィルスと「戦う」

これらを日常に取り入れることで、あなたも人生最後のカゼ対策を実現できるかもしれません。

1. ウィルスを「入れない」方法:顔を触らない

カゼの予防には、ウィルスを体内に入れないことが重要です。特に手で顔を触ることは、無意識のうちにウィルスを鼻や口、目などから体内に取り込んでしまう大きな要因です。

多くの人は、気づかないうちに一日に何度も顔を触っています。この無意識の行動が、カゼやインフルエンザを引き起こすリスクを高めているのです。

対策は結構難しいです。無意識に鼻やデコをかいたりしてしまっています。

おすすめの対策は、手を肩より上に持っていかないことを意識します。

そうするとふとこう思うはずです。顔が痒い・・・その時に自分がどれだけ頻繁に顔を触っているのかを意識することができます!

痒い時は、痒いなぁとその部位に集中してみてください。案外痒みは消えていきます。どうしても我慢できない時は、石鹸やアルコールで手を綺麗にしてから触れるようにしてください。

スマートフォンを触っている間や仕事中など、無意識の時間帯に特に注意が必要です。手を肩より上げない!!これを徹底しましょう。

2. 入ったウィルスを「出す」方法:鼻うがい

もしウィルスが体内に入ってしまった場合、早めに体外に出すことが非常に重要です。

そのために効果的な方法の一つが「鼻うがい」です。

鼻うがいは、鼻腔内に溜まった異物やウィルスを洗い流すことで、感染の初期段階で症状を抑える効果が期待できます。

鼻うがいのタイミングとしては、外出から戻った後や、感染のリスクが高い場所に行った後が最適です。適切な頻度で行うことで、鼻腔内の清潔を保ち、ウィルスの増殖を防ぐことができます。

おすすめの鼻うがいグッズとしては、専用の洗浄液や道具が市販されており、自宅でも手軽に実践可能です。特に初心者には、手軽に使えるボトルタイプの鼻うがいキットが便利です。

私が最もおすすめする鼻うがいの商品は、ニールメッドのサイナスリンスという商品になります!
こちらはボトルが最高の形をしています。

ボトルを上向に持ったまま全ての洗浄液を使うことができます。

一回量が一袋になっており、水に溶かして使うだけです!全く痛くないです!!

3. ウィルスと「戦う」方法:ビタミンDサプリを摂る

ビタミンDはビタミンの中で最も大切と言ってもよい重要な成分になります。

ウィルスと体内で戦うためには、免疫力を高めることが必要です。

骨が強くなるというのは聞いたことがあるかもしれませんが、実は、体のいろんな代謝に関係しており、運動機能の改善、メンタルの改善、そして、免疫系の改善に関わります!

ほんまかいやと思うかもしれませんが、本当なんです。

ビタミンDは、体内でウィルスや細菌に対抗するための免疫反応を強化し、感染のリスクを低減してくれます。

増やす方法は、日光を浴びるか、サプリの摂取になります。

外で働く人でない限り、ほぼ全員が不足します。体内で生成されるビタミンDですが、特に冬場や室内で過ごすことが多い現代では、サプリメントでの補給が必要です。

本気で、管理するなら採血して(自費なりますが)、数値を出して量を調整すると良いですが、とりあえずiHerbなどで1000〜2000UIの摂取で良いと思います。

人生最後のカゼ対策を始めよう

カゼに悩まされている人は多いですが、正しい対策を講じればそのリスクは大幅に減少します。今回ご紹介した「ウィルスを入れない」「入ったウィルスを出す」「ウィルスと戦う」という3つの方法をぜひ実践して、カゼ知らずの健康な生活を手に入れてください。

FAQ

Q1. 顔を触らないために、他にどんな具体的な対策がありますか?
A1. 顔を触る癖は無意識に行われがちなので、まず自分がどれだけ頻繁に触っているかを意識することが大切です。スマホにリマインダーアプリを入れてアラートを設定したり、手を何かしらの動作で忙しくする(例:ペンを持つ)ことも効果的です。定期的に手を洗う習慣も、手が清潔であるという安心感を持たせ、顔を触る頻度を減らす助けになります。

Q2. 鼻うがいはどのくらいの頻度で行うべきですか?
A2. 鼻うがいは、外出後や人混みに行った後など、ウィルスにさらされた可能性が高いタイミングで行うと効果的です。1日1~2回程度、特に就寝前に行うと、睡眠中に体がウィルスに対抗できる環境を整えることができます。

Q3. ビタミンDサプリの推奨摂取量は?
A3. 成人の場合、ビタミンDの推奨摂取量は1日あたり800IU~1000IUとされています。ただし、個人差があるため、長期的に摂取する場合や特定の疾患がある場合には、医師に相談して適切な量を確認することをお勧めします。

Q4. 鼻うがいは初めてでも簡単にできますか?
A4. 初めての場合でも、ボトルタイプの鼻うがいキットを使えば簡単に実践できます。説明書に従って、適切な角度で水を鼻に流し込むだけです。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくると快適さを感じるようになります。痛みもありません。

Q5. これらの対策をすぐに始めた場合、効果はどれくらいで現れますか?
A5. 効果の現れ方は個人差がありますが、顔を触らない習慣や鼻うがいは即効性がある一方で、ビタミンDサプリの摂取による免疫力の向上は数週間から数ヶ月の継続的な摂取で実感できることが多いです。大切なのは、これらの対策を継続して実行することです。

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現役でバリバリ働いている医師。医師になっても人生の苦しみは取れなかった。なぜ人生の苦しみから逃れられないのか向き合いだした自分なりの答えを発信します。

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